「改訂版-初期鍋島」の御案内

sara.png鍋島作品は一見して鍋島と見分けられるスタイルで鍋島藩窯であることは歴然としている。また、その人気は国内磁器最高峰のものとして揺ぎ無い。それにもかかわらず、何時、何処で作られ始められたのかなどは地元の言い伝えを基礎にしたものであり、学術的には曖昧であった。それ故、幾つかの鍋島論が存在している。

本書は伝世初期鍋島の作品紹介とともに、現在に至る鍋島藩窯調査・古文書分析など最新の研究を紹介し、鍋島体系化の資料を提供することを目的として編纂された。

本書は初期鍋島を「図版」と「資料編」の二編に分けて構成されている。

「図版」は全国の博物館・美術館の協力を得て伝世の初期鍋島作品をほとんど網羅し、加えて未発表作品も出来る限り原寸大、高台画像付で掲載している。その作品点数は157点に及ぶ。

「資料編」は従来の鍋島説の参考文献である古文書「有田創業調子」の抜粋を掲載。

主要部分は鍋島発掘の最前線研究者による研究成果の報告書であり、数百に及ぶ発掘陶片が出来る限り原寸大で掲載されている。

本書により新たな初期鍋島像を発見していただければ幸いである。

*こちらの書籍をご希望の方は、御注文ページより御申込み下さい。

「改訂版-初期鍋島」

改訂版 初期鍋島
関和男 編
発売 創樹社美術出版
価格 本体5,000円 + 税
総472ページ オールカラー

作品点数約150点、すべて高台画像付(中皿小皿は原寸大)。その他、多数の陶片を原寸大で掲載。初期から前記鍋島のすべての資料を網羅した鑑賞及び研究の決定版、いよいよ完成!

『改訂版-初期鍋島』目次

Ⅰ 図版kaitei.png
初期鍋島図版 関 和男(編)
前記鍋島図版 関 和男(編)
初期鍋島論  関 和男

Ⅱ 資料編

鍋島藩窯資料

◆福田氏の墓
◆有田創業調子抜粋 大川内地区概要
◆鍋島藩窯跡出土の「初期鍋島について」 佐賀県名護屋城博物館 東中川 忠美
◆佐賀県博物館所蔵 鍋島出土片 古伊万里刊行会 関 和男
◆大内川山窯跡発掘調査報告 伊万里市教育委員会 船井 向洋
◆東京大学本郷構内遺跡出土の鍋島 東京大学埋蔵文化財調査室 成瀬 晃司
◆尾張藩上屋敷遺跡出土の鍋島片 東京都埋蔵文化財センター新橋分室 内野 正

*こちらの書籍をご希望の方は、御注文ページより御申込み下さい。
ログイン